龍の背後に。
その年、僕は導かれるように水のある場所に出かけた。
そのうちの一つが、地元にある神社だ。
夢に出てきたものとは異なる神社。
そこには両親、妹、甥に付き添うような形で訪れた。
神社に足を踏み入れると、ビリビリとした響きが体を駆け巡る。
祭の前のような高揚感。
甥は広い神社内を、良い遊び場を見つけたかのように走り回り、奥へ奥へと進み、見えなくなっていった。
両親と妹はそれを追いかけ、姿が見えなくる。
僕は、一人境内を歩いた。
そのうち、一本の大きな杉にぶつかる。
得も言われぬエネルギーの塊だ。
磐のように厳しく硬い力に圧倒され、僕は一種のトランス状態へと変体する。
あたかもあらかじめ予定されていたかのように、体が勝手に進むべき道を進む。
そのうち、小さな池が見え、そこには神がお祀りされていた。
祭神は八岐大龍神。
詳細は定かではないが以下の内容の看板が掲げてある。
地球終末の時、全人類救済の神として降られました
天ノ御中主大神(アメノミナカヌシオオカミ)、岩長姫命(イワナガヒメノミコト)、八岐大龍神(ヤチマタノダイリュウジン、やまたのおろち)
鎮座の元伊勢皇大神宮にようこそ 御参拝おめでとうございます。
鳥居の三歩手前で心鎮めて天皇陛下の御偉徳に感謝。
御祭神 天照皇大神(アマテラススメオオカミ)の御神霊は天皇陛下の御穂です。
神とは火水(カミ)で、この地球のことです(+核体)。
火とは、地球の中に燃えているマグマの事で、岩の中に秘められたエネルギー 即ち岩長姫の事(いわほ)、マグマが無ければ地球は氷河になります。
水とは、海の事を天照大神と申し、太陽も地球熱の反射体です。
地球も人体も八割は水です(みづほ)。
マグマと水を岩がしっかり囲い、岩の磁力で星のイオンを集めた大気圏のお陰で人も呼吸し、引力で立っていられます。
月も岩です。
45億年昔、地球から月が飛び出して以来、地球と月に遠芯力、吸芯力の作用が起きて、
月は銀河のイオン(火電子)を地球に送り、その無形の柱が富士に立っています。
その火電子の柱を髙天原(たかまがはら)と申し、地球を廻しています。
八岐大龍神とは、1秒間 地球七廻り半の光の事であり、
水流、気流、電流となって宇宙根源の銀河(天ノ御中主大神)から地球を作られた神(降地(オロチ))で、
地球を常に清々回復させ、人体には白血球を降し(降血(オロチ))、すべての生物に吹息をかける働きの神であり、
般若心経、ノストルダムスの預言も この神から降りました。
昔から、天皇陛下が朕(ちん)と申されるのは、月の代辨者(だいべんしゃ)の意味であり、御龍顔(ごりょうがん、天皇の顔)と申すのは
八岐大龍神の龍から来た言葉です。
陛下が日嗣がれている光の事を法と申し、この元伊勢は崇神天皇の御偉徳によって、
富士に降った法因縁に結ばれる御聖地なのです。