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龍神紀行記

常世の国の益荒男

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託宣

2023年3月26日


龍に導かれて

大阪と奈良の境に位置する石切神社。

何度となく訪れた場所である。

いつも何かに惹かれた訳でもなく、誰かに誘われた訳でもなく、無意識に「行こう」という気持ちが沸き起こり思い立ったように行く。

そのうちの一回、石切神社の周辺に点在する占い師に診てもらったことがある。

占いに対して信じるか信じないかという信念などなく、単純に興味が無かったので、これまで一度も診てもらったことがなかった。

なのに、どうしてこの時は診てもらうことになったのか、自分では説明がつかない。

何となく、としか言いようがない。

そして診てもらった内容だが、過去のことを悉く当てられて心底驚いた。

中でも驚いたのが、「あなたは過去に一度だけ何をやっても上手く時期がなかったか」というものだった。

あまりにも驚いたので、僕は「さぁどうだか」と適当にはぐらかしてしまった。

まさに龍の夢を見たあの年のことだ。

その他にも色々と言われたのだが覚えていない。

ただ、この事実が僕の心に残っている。

「何か色々と上手くいったことがあるな」ぐらいに自分の中で認識していたものが、占い師の指摘によって、外観的にも「上手くいった時期がある」という事実として僕の中で確立された出来事として、非常に大きな意味を持っていた。

そうだ、この時から僕は龍の存在が輪郭を持って立ち現れてきたのだ。

しかし、僕はその後何年も、このことについて深く考えることは無かった。

ただ、僕の中で芽生えたビジョンは次第に大きくなっていった。

なぜ、僕は龍と出会ったのか、そしてなぜ石切に行くことになったのか(今では呼ばれたと思えるようになった)、過去のあらゆる事象が実は線になって繋がっているのだと、意識するようになった切っ掛けはここなのかも知れない。

Filed Under: 龍神

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